みなさんこんにちは。ういろうです。
さぁ、春になりキャンプに良い季節になりました。そんなキャンプに行くと多くの場合、撤収時のテントの濡れに悩まされるのでは無いでしょうか。濡れる原因としては、雨は当然のこととして、他にも気温差による結露、地面の湿気、夜露や朝露、などなど要因は様々ですよね。
そうして濡れたテントをどうするか、難しいと思います。(僕も過去テントにカビを大量発生させてしまいました。。)
特に結露に関しては、テントの内側が濡れるので、外から見ると濡れていないように見えるので要注意ですよ!(実体験)
実際にカビが生えてしまうと、殺菌することはできますが、カビの色素を取り除くのは実は難しいです。漂白できないことはないですが、テントの色によっては、生地が痛んだり、色ムラができる可能性も大いにあります。
そんなことにならないよう、濡れたテントは乾燥させたることが本当に重要です。とはいえ、どうやって乾燥させるのか、どこで乾燥させるのか、悩ましい問題がいくつもあります。下記にいくつか紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
乾燥の重要性とおすすめ乾燥方法
上記の通り、テントは濡れることが多く、濡れたままだとカビが生えてしまうため、乾燥させることがとにかく重要です。
まずは通常テント乾燥させるための基本をおさえ、その上で乾燥方法をいくつか紹介するので試してみてください。
テント乾燥の基本、一つ目は日光に当てることです。当たり前ですね。笑
二つ目は、風を通すことです。テントの生地にもよりますが、比較的テントは乾きやすいので上手に広げることさえできれば晴れていれば30分、曇っていてもうまく風が当てられれば数時間で乾かせますね。また、撤収から乾燥までの時間が足りなさそうな時は潔く諦めるのも手です。家でやりましょう。
三つ目に自らの手で拭き取ることです。その際、テントを叩いたり、パタパタと振って水分を飛ばすなど、できる範囲で水分をとばすことを行うようにしましょう。
タオルなどがあると拭く時に便利ですね。ちなみに、僕の場合は、朝起きて朝ごはんを食べ出す頃には(いつもは8時半くらい)、テントの乾燥に入ります。
さて、基本を抑えたところで、乾燥のポイントを紹介します。
物干し方式の乾燥
まずは、ロープやポール、または周辺の木々を使った洗濯方式の乾燥です。テントは、生地が乾燥しているように見えても、実は付属品が濡れていることにより徐々に全体をカビさせてしまう可能性を含んでいます。付属品というのは、例えばペグ、付属のガイロープ、またはテントのスカートもそうです。
サイト内にある立木を使ってテントを引っ掛けたり、車にかぶせたりと、試行錯誤するところですね。周囲への配慮は最大限しつつ、テントそのものだけでなく、ペグを拭き取る、ロープを干す、スカート部分も乾くようにテントを裏返すなど、きっちり行いたいですね。
周辺に木々や空き場所がない場合、もしポールとロープを持っているのであれば、自作の物干しを用意するのも手です。僕もよくそこにシュラフを干しています。
家に帰ってからの乾燥方法
雨が降っている時、グラウンドコンディションが悪い時は濡れたテントを持って帰ることになります。まずはそういったことに対応できるよう大きなビニール袋は用意しておきましょう。地域のゴミ袋で十分です。
さて、家に帰って乾かすわけですが、まずはベランダです。手すりや物干し竿を使って少しづつテントを干していきましょう。とはいえ、豪邸じゃないとなかなか一気に広げることはできないと思いますので、折り返す、裏返す、回転させる、などして濡れている部分を乾かしながら空気に触れさせましょう。
ベランダがない、または干すのが難しい環境であれば、致し方ありません。お風呂場の活用、生活スペースを使ってでも乾かしましょう。室内は乾かすのに結構時間がかかるので、大変ですが、ブルーシートを下に敷いたり、扇風機をつけたり、エアコンの風を当てたり、補助的な道具を使いながらなんとか1日で終わらせましょう。笑
テント乾燥サービスの活用
最後に紹介したいのがこれ。テントの乾燥させる時間が取れない、場所がない、そんな方はテントの乾燥サービスを使うのもありです。お金で解決しましょう。笑
テントのサイズによりますが、送料含めると5000円〜2万円程度でしょう。コースも分かれていて、もっとお金をかけることはできそうですが。ちなみに、タープも乾燥サービスを活用できます。これはとにかく、時間と手間をお金で買うことになるので、余裕のある方、事情のある方は参考にしてください。
カビの対策
では、実際にカビが発生してしまったらどうするか。もちろん乾燥させることが前提ですが、どうしても雨続きで干せない、あまりなね長期間放っておいてカビた、などありうると思いますので、ここも紹介しておこうと思います。
まず、カビはエタノールで死滅させること。消毒用のエタノールを、ガビができてしまった場所に霧吹きなどで散布して、乾燥させることでカビを殺菌できます。
気をつけた方がいいのが、カビの色素を抜くために漂白剤などを使用してしまうと、テント生地を痛める(色落ちする)ので要確認です。乾燥サービスに出したとて、カビの対応までは難しいかもしれません。色は残ってしまうかもしれませんが、まずは見つけたら早急に上記対応を心がけましょう。
まとめ
最後にまとめます。テントを乾燥させる際のポイントは、
- 日光に当てること
- 風を通すこと
- 可能な限り水分を拭き取ること
- スカート、ロープなど、細かな部分にも目を向けること
- どうしても困ったら乾燥サービスを利用すること
- もしもカビを見つけたらすぐにエタノール+乾燥で応急処置をすること
ですね。
テントは安いものではありませんので、しっかりとメンテナンスをして長く丈夫に使ってあげてください。メンテナンスをすればするほど愛着も湧きますし、キャンプをさらに好きになることでしょう。
それではまた次の記事で。
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